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長野県飯田市の鳥居動物病院は、外科・歯科・小児科(子犬子猫)に力を入れております。

ご予約・お問い合わせは病院:TEL.0265-32-1122
トリミングのご予約はトリミング:TEL.0265-32-1281

治療方針policy&FAQ

治療方針

方針イメージ飼い主さんに対して、透明な医療であることを心掛け、
外科・歯科・小児科(子犬子猫)に力を入れて、治療をしています。
小児(子犬子猫)外科手術は生後数日での実施が必要な場合もあります。お早めにご相談下さい。
乱繁殖となる自家繁殖は、お勧めしていません。
根治治療が可能な場合、安楽死はお断りしております。終生飼養、最後まで看取ってあげてください。
東京や北海道、名古屋などの二次診療施設等との連携も行っております。

治療の流れについて

  1. 初診

    受付にて、初診受付カードの記入をお願いします。
    健康手帳、動物保険証、他院から紹介状の提出をお願いします。
  2. 問診

    診察室にて、現在の状態、過去の治療歴、飼育状況等の確認を行います。
  3. 健康診断

    触診、視診、聴診などの簡単な健康診断を行います。
  4. 検査

    必要な検査があれば、ご説明後、検査になります。
  5. 治療

    必要な治療をご提案します。

FAQ よくあるお問い合わせ

室内犬でも狂犬病予防接種は必要ですか?

室内犬であっても、必ず登録と狂犬病予防接種を行って下さい。狂犬病の予防接種と登録は、狂犬病予防法によりに義務付けられています。 犬を飼育する上で、一番大切なことと言っていいと思います。室内にいるときであっても首輪等を使って注射済票を付けなければなりません。人に狂犬病が感染した場合、致死率はほぼ100%です。飯田市では、首輪をしていない犬が多いことを悲しく思います。犬の社会的地位の向上のため、飼い主さんが、社会的責任を果たしましょう。法律を守りましょう。

なお、各種混合ワクチンには、狂犬病予防ワクチンは含まれていません。混合ワクチンとは別に狂犬病予防接種を受ける必要があります。各種混合ワクチン接種と狂犬病予防接種は同時に行うことはできません。
また、病気療養中の場合は、狂犬病予防接種の猶予証明書の発行が可能です。


犬の不妊手術の時期はいつがよいですか?

生後5~8ヶ月くらいで犬種と歯(乳歯と永久歯)、健康状態で判断します。
大型犬・超大型犬では、より慎重に1歳以降で行うこともあります。

発情が始まる前にすることが重要です。1回発情や出産を経験させれば健康に過ごせるというのは誤りです。
発情が始まってしまった場合、発情出血中であれば手術した方がメリットが多いです。
発情出血が収まった場合、出血終了から1~2ヶ月は避けます。
純粋に不妊手術だけが目的であれば相談の上、早期の不妊手術にも対応しております。

飼い犬が近所の方を咬みました。家族が咬まれることもあります。 褒めて躾(しつけ)ているのですが?

咬む行動に関しては、適切に叱る必要もあります。気に入らないと思ったことで牙をむいて攻撃性が出ている場合
褒めたり、なだめたりする前に、そのような行動が不適切な行動であることを学習させて下さい。
攻撃的になる理由がある場合でも(尻尾を踏まれた。食事を取られそうに思ったetc)、不条理なことがあったから
攻撃が許されるということはあってはいけません。臆病だからという理由で諦めてしまっている方もいらっしゃい
ますが、臆病=攻撃性ではありません。臆病でも咬まない子、唸ならない子はいくらでもいます。

まずは、真正面から犬に向き合う必要があると考えます。その際、怪我をしないようにお気をつけください。
咬傷事故を防ぐのは、警察官や襲われている方ではありません。飼い主であるあなたです。
本当の意味での愛情が試されていると考えて欲しいです。

飼い主であるあなたが、時に咬傷犬であるが、普段は可愛らしい愛犬を 怖いと感じることがあるのであれば、
飼い主自身が愛犬の攻撃性を高めている可能性も考慮すべきです。プロである訓練士や獣医師に相談するべきでしょう。

【新着】迷い猫に食事を与えていたら数が増えてきてしまった。病気の猫もいるのでとりあえず薬だけ欲しい。

飯田下伊那は素晴らしい自然が残っており様々な野生動物が人々と共に生きる美しい地域です。
ノウサギ、テン、ヤマネ、タヌキ、キツネ、イノシシ等の様々な哺乳類希少な野鳥、両生類も生息しています。
その中で屈強なノネコは人を頼らず自給自足で何代も健康を保ち大自然の中で美しく生きています。ノネコの起源はイエネコなので純粋な野生動物ではありません。そのためか生存競争に負けたノネコが里に下りてきたり、母猫に藪などに隠されていた子猫が人間に捕獲されたり、病気や怪我で弱ったノネコが餌付けされ野良猫(餌付け猫)になることも多いです。
感染症で衰弱した野生個体の治療を依頼されることもありますが、感染症を患った個体を野に離せば、また衰弱するか、ノネコの健康個体にまで感染症が蔓延することがあります。保護するなら室内飼育前提で、新生児なら夜間2~3時間毎のお世話が必要です。子猫を母猫から奪えば、交尾排卵のためまたすぐ子を産みます。病院に連れてくるまで飼育するかどうかも決めていない状態で、安易な捕獲をしないで、まずはご相談ください。当院は開院当初より早期不妊手術(生後2ヶ月)やTVHRにも対応しております。

飯田下伊那は長野県一猫の殺処分数が多いと言われる地域です。
不妊手術の徹底と終生飼養をお願いし続けることで2006年開業当初に比べると随分と殺処分される子は減りました。ここ数年、TNR(捕まえて不妊手術を施しリリースすること)と地域猫の活動が盛んになり、同時に様々な感染症が増加傾向にあります。野生化や集団を形成した個体にはTNRではなくTVHRが適切だと僕自身は考えていますが、大きな流れは止められません。家畜保健所での引き取りは安易にされなくなり、見かけ上の個体数は減っています。生存競争に負け、人を頼った猫が地域猫化することで、どの程度、豊かな自然環境や自給自足のノネコたちに影響を与えるか、飯田市の自然を愛す者として考えさせられ、現状にやや絶望しています。

この現状を、あなたはどう考えますか?


Torii Animal Hospitalビルダークリニック

〒395-0157
TEL 0265-32-1122(病院)
TEL 0265-32-1281(トリミング)